「実來、行くのいつ?」
「わか、んないけど……たぶん、二学期終わったら……」
「そっ、か。んじゃ、すぐだな……」
「うん……」
「……実來」
「ん……?」
「誕生日、おめでとう」
「ぇ……」
「本当はさ、今日花澤もきてパーティーしようって話だったんだけど、実來学校こなかったし。
まぁ、こんな流れだけど……」
俺は鞄の中から昨日買ったシュシュが入った袋を実來の手のひらに置いた。
「これ、って……」
「アクセとか、そんな高価なものじゃないけど……」
実來はゆっくりと、丁寧に袋を開けて中のものを取り出す。
チラッと見れば、俺は思わず目を丸くした。

