ずっと、ずっと小さい頃から望んでたのは、 圭の隣──。 「あいつが望んだこと、お前わかったんだろ? だったら、今言いに行けよ」 「無理だっつの……」 「あいつ、お前を待ってる。 後悔……してる」 圭に言った言葉。 絶対……実來の本音なんかじゃない。 「……お前、あいつのこと好きなんだろ」 「好きだから。 あいつが望んでること、かなえてやりてぇんだ」 「……サンキュ」 圭は走って行ってしまった。