【完】金魚色の恋






その日の放課後、俺は実來と一緒に帰ってこいと親に言われたので、実來を探す。

だけど……そこに、実來の姿はいない。

俺はダッシュで、教室をでる。


校門をでれば、実來の背中が言えて、俺は実來に向かって走る。

追いつけば、実來の肩を掴み無理矢理止まらせた。



「おいっ!! 今日、一緒に帰るはずだろ?!」

「……」

「実來っ!!」

「圭くん、あたしたち、幼なじみ、だよね……?
……好きじゃ、だめなんだよね」


コイツが……どっちの”好き”で言ってるかなんて、わかってる。


「幼なじみで、友達で好きじゃダメだよね……?」


”幼なじみで友達”

実來のキモチは、わかってた。

実來がこれを望んでるんなら、そう思ったんだ。