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「当たり前が……あいつを、傷つけちまったんだよな」
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教室に入り、普通に実來といつも通り話す。
そこに、同じクラスの男子が入り込んできた。
「お前らつき合ってんの〜?」
「はぁ?」
何歳児だ、てめぇら。
そんなことを……俺は思ってた。
「俺と実來は幼なじみだっつーの」
「名前呼びかよっ! 幼なじみでっ?」
「悪いかよ」
「お? 実來ちゃんの方は、顔が赤いけど?
もしかして、お前のこと好きなんじゃねー?」
教室にいた奴らが、クスクスと笑う。その中には『ヒューヒュー』と冷やかす奴らも。
ぶっちゃけ……俺は、嬉しかった。
本当に? マジで?
期待、したんだ。
……淡い、期待を。

