自然と、顔が真っ赤な実來と視線が絡み合う。 俺は、そっと唇を重ねた。 「俺が惚れたのは、実來だから。 実來が自分を可愛くないって言っても、 俺は実來が可愛いと思うから、こうやってつき合って、キスしてる。 ……好きだから、一緒にいんだよ」 「……うんっ」 涙目になりながら、嬉しそうに頷く実來。 俺は、優しく実來の頭を撫でた。 「んじゃ、帰るか」 「うん」 今度は、二人同時に手を出して、自然と指を絡める。