【完】金魚色の恋






「行こうぜ」


金魚みたいに顔を真っ赤にしている実來の手を引きながら、学校に着いた。

まぁ……手をつないでるからか、俺たちは注目の的で。


「京哉ぁっ!! なぁんで高野さんと手ぇ繋いでるのぉ?!」

鈴木が俺の腕に胸を押し付けながら、聞いてくる。

……胸元丸見え。


……前の俺だったら、バカみたいに喜んでたかもしない。



だけど……



「つき合ってるから」




そう思わないのは、


俺がコイツに変えられているんだ。