「実來は、もう俺がいなくても大丈夫だろ、って……」 あんのバカ……っ!! なに好きな女泣かせてんだよ。 「とりあえず、俺の方から電話してみる」 「ぇ……」 「ちゃんと、話し合え」 「……ッ」 「んじゃ、また明日な」 俺は実來の頬にキスをした。 実來は、嬉しそうに笑って、俺を見送る。 その時の笑顔は……少し、不安そうで。 このとき……抱きしめてやればよかったのか?? それとも、キス?? ……どうすれば、俺たちはすれ違わなかった?