自分の両親を、見間違えるわけがない。
だから、高野が行ってることは本当のことだと思う。
……このニュースを、何度聞いたんだろう、こいつは。
「……ぁっ」
「高野?」
「……もっ、やぁっ……」
高野の瞳から、大量の涙が溢れ出す。
「なんで……っ
みんな離れてくの……っ?」
「……っ」
「しんじても……っ! みんな、離れちゃうっ!!」
その瞬間、圭に言われた言葉を思い出した。
『あいつがどんな気持ちで親待ってんのかも、
お前は、なんもわかってねぇ……っ!!!!』
二年も信じ続け待って、
そして……残酷な真実。

