まぁ、セックスしたいわけでもないけどさ。

とりあえず、彼女っていう存在が欲しかっただけ。

いや…

ぶっちゃけ言えば、セックスしたいけど。


でも、好きでもない女を抱いたって全く気持ちよくないし。


だから…


欲しかったんだ。




「ぁ…ぅ…」





ほんの少しの刺激ってやつが。




「ぎゃぁっ!!」

突然横から聞こえてきた声。

見れば、知っている顔が大きな段ボールと一緒に転んでいた。