【完】金魚色の恋







圭は俺から離れ、低い声で「帰れ」と小さく言った。

俺は、それに従うしかなかった……。

鞄をもち、何も言わずに圭の家に出る。


ゆっくりと……自宅に向かう。



あいつは……今までどんな気持ちで、あいつを見てきたんだろう。




本当は、


あいつが体育の授業で捻挫したときも、


夏休み熱で倒れたときも、






自分が、助けにいきたかったんじゃねぇの……?