【完】金魚色の恋






繋がった気がした。

浅野が……

あのときの……?


思えば、笑顔がよく似ている。

胸のひっかかりが、少しずつなくなっていく。


「……浅野、帰ろうぜ」

「? そうだね、もう遅いし……。ぁ! あたし、ノート買ってないっ!」

「帰ろう」

「……三橋?」



今ならわかる、俺の初恋。





あのときの女の子の笑顔に、





俺は恋をしてたんだ。