【完】金魚色の恋







俺の腕に抱きついて、ギュッとわざと胸を押し合えててくる。

……胸でか。

じゃなくて。


「いや、浅野……」

「つき合ってないんでしょ?
あたし、三橋君好きだもん。彼女いるから諦めようかなって思ったけど、彼女じゃないんなら、


あたしにだってチャンスあるよね?」



ニコッと笑って言う浅野。

そんな浅野とは正反対に、




みるみると真っ青になっていく高野。