「んじゃ、帰るか」 「ぇ……」 「寄るとこないんだったら、帰るだろ?」 「……一緒に、帰っていいの……?」 「保健委員の仕事頼まれてから、俺はそのつもりだったけど?」 そうフッと笑って言えば、金魚みたいに顔を赤くする高野。 そんな高野を見て、思わず吹き出した。 隣を歩く高野の存在が、 とても心地よかった。