【完】金魚色の恋





「んで、圭が?」

「圭くん…その、彼女、いる…?///」

「は??」

顔を真っ赤にして、聞いてくる高野。

「いや…いない、けど」

「そ、そっか…。よかったぁ」


安心したように、名簿を書き始める。

なに…圭に惚れてんのか??


正直…

圭が惚れるようなタイプじゃないと思うんだけど。


名簿ができあがり、中島先生のところに届け、

高野とは下駄箱まで一緒に行った。