【完】金魚色の恋








──ピンポーン


インターホンが鳴る。


「誰だろ。宅急便か何かか?」


俺は「はーい」と言いながら、玄関のドアを開ける。

すると、そこにいたのは…


「こんにちは。ここのマンションに引っ越してきた、浅野麗華です。今日は、ご挨拶に参りました」



大学生ぐらいの、女の人。


ニコッと笑うその笑顔は…


どこか、見た事があるような笑顔で。




思わず…見入ってしまったんだ。