稀已と彼氏さん…あと一人誰かがいた。


少し黒茶髪の背丈の高い男性。


周りの女子たちは顔を赤らめ、「きゃ───///」なんて黄色い悲鳴をあげている。


きっと、稀已の彼氏とこの男性のせいなんだろうな…。


ん?


男性…?


もう一回その男性をみて思わず、


「「は?」」


男性も同じ言葉を口から漏らす。