「はあ────────っ!!??」 私の声は学校中に響き渡った。 「う、うるさいよ、雛!もっと声をさげて!」 「だっ、だって!親友の稀已が…大事に大事に見守ってきた大事な稀已が…」 おいおいと泣きまねをする私が 何故、さっき叫びに近い声を出したのかというと… それは数分前…