死せる朝日の会

調査当日。我々はついにエイトのオリジナルメンバーを発見、後に計画を次の段階に移すべく行動を開始する。 しかし、この時、同行していたリンダ・モーリガンに異常事態が発生する。その場にいたメンバーを次々と襲撃し、さらには施設内に侵入して、中にいたオリジナルの幹部達を連れ去ってしまった。 赤い目をした様は、まさに鬼のようであり、再び世界をやり直すまでの間にリンダを見つける事はできなかった。」
確かに今回の状況と似ている。
「この時の事をリンダは覚えているのか？」
アリは首を横に振る。
「いや、本人には何の記憶も無いし、この事は隠している。」
そうか、そうだよな。 それにしても一体これはどうゆう事なんだ？ 突然の仲間の暴走する事、赤い目をしている事の二点については同じだ。しかし、前回がリンダで、今回がパステルなのは何故なんだ？
「俺達は今回のパステルについて、一つだけ心当たりがある。 」
アリはその場に座り込み俺を見た。
「心当たり？」
俺もつられて座る。
「さっきルーベンスとも話したんだが、どうやら今回はとんでもないレアな現象に巻き込まれているらしい。
「レア？」