そんなのよく考えたらわかったこと。 もしかしたらあの時のようなことがあるかもしれないって想像もついたはず…。 私…… 幸せに浸りすぎていたのかな…。 朝の幸せを感じた分、どん底に落とされた時の衝撃は大きい。 私が下を向いて何も言わないでいると、女の子たちはまた話し出した。 「あんた、ちょっと可愛いからって調子にのってんじゃねぇよ」 私は玲音と付き合ったことで調子にのっているように見えたの? もう…泣きそう…… 私っていつからこんなに弱くなった…?