それを聞いた音夏は私のことをいつものようにからかいながら『幸せに〜』なんて言って、帰って行った。 まったく… 私で遊ばないでほしい…。 こういうのに慣れていない私は、すぐ顔が赤くなる。 こんなんじゃ周りにもバレちゃうね… 気を付けよ。 私はもうみんな帰った寂しい教室で一人夕日に照らされながら、玲音を待った。 それにしても遅いなぁー… あとどれくらいかかるのかな? 何かだんだん眠くなってきた… 私は大きなあくびをして、そのまま眠りについてしまった…。