『ううん。 何でもないよ』 「そう? まあ、何かあったら言って」 『ありがとう』 そして私たちはいつものように他愛もない話をしながらお弁当を食べていた。 もうすぐお昼が終わるってときに廊下のほうから女子の騒ぐ声が聞こえてきた。 『えっ!?何?』 「玲音くんがいるんじゃない?」 『え?玲音が?』 「うん。 こんなに女子に騒がれるのは玲音くんくらいだよ」