だけどここで付き合うわけにもいかないし、ちゃんと断らないと! 『悪いけど、私のことは諦めて。あんたの周りには私よりいい女の子たくさんいるでしょ?』 玲音の周りには女の子がたくさんいる。 だから、私じゃなくてもいいはず。 そんなことを考えていたら、玲音の声が聞こえた。 「俺はお前がいんだよ」 まだ言うか! 懲りないやつだ… 『だから、私は「好きじゃねんだろ?まあ、惚れさせてやるから覚悟しとけよ」』 っ/// そんな近くで言わないでよ! 玲音はそれだけ言うと数学準備室を出ていった。