――――ガラガラッ!
「お!隼人じゃん!珍しく遅刻してねーな!!」
クラスの男子がアイツに向かって喋りかけた。
アイツ…如月 隼人……。
私の天敵で遅刻の常習犯。
何考えてるかわかんなくて、何かと私に絡んでくる。
ダークブラウンの髪に、切れ長の茶色い目。
183センチの長身に、着崩した制服。
たまに、くしゃっと笑った笑顔は天下一品。
そして、何と言っても私以外の女子には格別優しい。
これを、世の女子高生は真のイケメンと言うのだろう。
でも、私はそんな如月が大キライ。
男子は基本無理な私だけど、アイツは特に無理。
何かと絡んでくるのも無理だし、
口を開けば私の悪いところしか言わないのも無理。
笑顔も天下一品だけど、口の悪さも天下一品。
そして、軽い感じでいつも気まぐれ。
ホント、ムカつく男。
私の、清潔で優しいって理想の男性像とは正反対。
「げっ…如月じゃん……。」
「ハナ、如月くんのこと凄い敵視してるもんね。」
「うっせなー、流!俺だって、たまにはちゃんと来るし!」
出た…天下一品の笑顔。
もう周りの女の子が、みんな釘付けだよ。
崎本 流。
アイツ…如月の親友。
中学から一緒で、よくアイツのことを熟知してるらしい。
崎本もイケメンで、如月と同じくらい騒がれてる。
「お!隼人じゃん!珍しく遅刻してねーな!!」
クラスの男子がアイツに向かって喋りかけた。
アイツ…如月 隼人……。
私の天敵で遅刻の常習犯。
何考えてるかわかんなくて、何かと私に絡んでくる。
ダークブラウンの髪に、切れ長の茶色い目。
183センチの長身に、着崩した制服。
たまに、くしゃっと笑った笑顔は天下一品。
そして、何と言っても私以外の女子には格別優しい。
これを、世の女子高生は真のイケメンと言うのだろう。
でも、私はそんな如月が大キライ。
男子は基本無理な私だけど、アイツは特に無理。
何かと絡んでくるのも無理だし、
口を開けば私の悪いところしか言わないのも無理。
笑顔も天下一品だけど、口の悪さも天下一品。
そして、軽い感じでいつも気まぐれ。
ホント、ムカつく男。
私の、清潔で優しいって理想の男性像とは正反対。
「げっ…如月じゃん……。」
「ハナ、如月くんのこと凄い敵視してるもんね。」
「うっせなー、流!俺だって、たまにはちゃんと来るし!」
出た…天下一品の笑顔。
もう周りの女の子が、みんな釘付けだよ。
崎本 流。
アイツ…如月の親友。
中学から一緒で、よくアイツのことを熟知してるらしい。
崎本もイケメンで、如月と同じくらい騒がれてる。
