「ハナー??遅かったね、どしたの??」

私が、遅くて気になったのかカナが機械の中から、顔を出して
そう言った。


「うん?ちょっとね、色々あったの。」



でも、考えてみれば私のことを心配して
忠告してくれたんだよね…。


なんだ…如月って意外といいやつじゃん…。
私、ちゃんと見てなかったのかも。
いつもいつも、ムカつくとかウザイとか気持ち悪いって思ってたけど
ちょっと違ったみたい。


もう少し、違った見方で人をみてみようかな…。
そしたら、何かが変わるかもしれない。
なんとなく、そう感じた。


如月…ごめんね。
あと、ありがとう。


なんか、恥ずかしいや////