2番ホーム、3列目

パラッとカーテンみたいなのをめくって中に入る。
少し、音が小さくなって私の心も少し落ち着いた。

やっぱ、私はうるさい環境に長居できるタイプじゃないな。


「あ、お金200円ね。そこのお金入れるところに入れてね。」

「うーん、わかったー…ちょっと待ってね…。」


その言葉と同時に、財布を開けて200円を探す。
あれ…500円玉一枚と50円玉2枚しかないや…。
500円玉入れて、お釣りでてくるかな…??


うーん…まぁ、別にお釣り出なくてもいいや。
とりあえず、入れちゃおう。


そう思って、私は500円玉を入れようとした。