2番ホーム、3列目

所詮、男ってそういうもんだよね。
やっぱり、みんなあの人と同じ。

期待した私が馬鹿だったんだ。

優しくて、ホントに愛してくれる男なんていないよね。


少しショックだった。
イヤ、大分かな…。


もうイヤだ。
どうしてみんな、私の心の傷をこじ開けようとするの??
もう、痛いよ…痛すぎる…。
これ以上、傷つけないで…。


でも、自分が傷付く前に傷付くのを防げたんだ。
それはいいことだよ。
うん、そう思っとこう。



目から少し出た涙を手の甲で拭って、
私は急いで如月の隣に座った。