「カーナ!帰るぞ!」 「あ、うん! じゃ、またね」 そう言って手を振って、カナは愛しのダーリンのもとへ走ってった。 毎日、一緒に登下校…。 いいな。 私は、一回もしたことないよ。 途中まで、一緒だったことはあったけど…。 まー、いいや。 それよりも、夏休みのこと考えよ。