2番ホーム、3列目

――――

「メイドカフェでーす。寄ってきませんかー?」

「お化け屋敷ありますよー。暑いのも吹っ飛ばして涼しくなりませんかー?」


出し物を出してる、クラスの人たちが一生懸命宣伝をする。

「ハナ?どっか行きたいところある?」

「うーん…あ、あそこ行きたい!」

そう言って、私はアクセサリーショップみたいなところを指差した。


「んじゃ、行くか。」

「うん!」