2番ホーム、3列目

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「へー、ハナもついに大人の仲間入りだねー。」

「ちょっ、それ失礼だし!」


お昼休み。
私は、カナにさっきまでの話をきいてもらっていた。


「まー、その3年生の先輩は如月くんが好きっていうのは間違いないとして
ハナもやっぱり、如月くんのこと好きなんでしょ。」


「だから、違うってー!!」

「だって、胸がチクッてしたんでしょ?
それに、2人でいたときもドキドキしたんでしょ?」


「そうだけどさ…。」