2番ホーム、3列目

「じゃあ、如月は俺と炒めよっか♪」

委員長が、満面の笑みで如月に声を掛けた。


「西中先輩とですかー!?冗談じゃないっすよ。」

「じゃあ、お前誰とやるわけ?それとも1人でやってくれんの?」

「…しょうがないっすね。今回だけっすよ!」


如月も、きちんと感じ取っていた。
あの2人は一緒にしてあげよって空気を。
やっぱり、こういうのを邪魔しちゃいけないよね。
そっとしてあげなきゃ。
それが、礼儀ってもんでしょ!