私の名前を知っている――。 そんな人この世に数えるほどしかいない。 ・・・学校では偽名だし。 じゃあ誰? あのメッセージの声は聞き覚えがない。 さっきの不安がどんどん大きくなっていく。 けど、こんなことゲームだと思えばすぐにどこかへ消えていく。 そうだ、この世はゲーム。 ずっと自分に言い続けてきた言葉。 携帯からその番号を消して私は机に向かった。