そして… 「連がさっき 稚春が死ぬ!! って大声で叫んでたの隣の部屋から聞こえてきたけど稚春、死ぬの?」 「死なねぇよ。」 棗の質問を聞いて肩をガックリと落とした。 いや、落とす事なんてないんだけどね。むしろ、ここは喜ぶべきなんだけどね。 でもさ、棗。 その質問はないよね。 棗に軽く幻滅した私は深くため息をつく。 あぁ、なんか身構えたのが恥ずかしい。 ため息をついた私を見て、棗が まぁまぁ、ため息つかないで真剣に聞いてよ。 なんて言ってくる。 お前が真剣に話しろ。