つーか一見ってなんだよ。そんな単位聞いた事ないんだけど。
絶対作ったでしょ。つい今さっき。
「やっぱり銀は馬鹿だったか…。」
「俺は天才だと最近気付いたんだよ、奏ちゃん。
だから馬鹿はあり得ねぇ。この俺様が馬鹿だったら世界が終わっちまうよ。」
だったらもう終わってるじゃないか。
銀は自分で恐ろしい事を言ってる事を分かってるんだろうか。
銀が馬鹿になったら世界が終わるって事は銀は今、馬鹿だから世界はもうとっくの昔に終わってたという事になる。
と、いう事は今俺がここに居る事がおかしいじゃないか。
というか、世界が終わるって…
「人類滅亡って事か。」
「そういう事になるかなっ。さすが奏ちゃん!」
「"奏ちゃん"って呼び方止めろ。」
ぃぃ加減馬鹿馬鹿しくなってきた。
つーか銀が馬鹿言ってる間に連の姿がなくなってんじゃん。アイツ、俺に厄介な銀を預けて行きやがったな。
俺だって稚春に逢いたかったのに。
ムウーと頬を膨らませてドアの方を横目で睨む。
早く連れて来てよ。早く。つまらないから。

