好きになんかなるハズ無い!!

このイケメンお坊ちゃまトリオこそが…………由緒正しい男子校・時色学園きっての問題児組、“Lie”だという事に!


式典の次の日、行きたくないと嘆く私となんだか楽しそうな李子は、一緒にうちの車で登校。


男の子が同じ校舎内に入るのを見る度、私の肩に大きい岩が落ちて来た。


『美名、私達クラス変わってないわよ!!』


ピョコピョコ喜ぶ李子につられて、塞ぎ込んでた私にも少し笑顔が戻った。


………が。


『キャーーーー!あの3人、カッコイイわぁ!!』


『え?どこ?……ヤダホントだわ!!宝石よりも輝いて見えるぅ!』