両目の視力1・5の私の視界に映り込んだのは………3日前私をナンパした、あの3人組だった。


「キャアアアアアアッ!!」


突然の事に悲鳴をあげ、李子の背中に隠れる。


イケメントリオはいきなり私に悲鳴をあげられた為、ビックリしていた。


「美、美名!落ち着いて!!」


李子が後ろから引っ張り出そうとするけど、私は離れない様に必死にくっつく。


10秒程格闘し、李子はあきらめた様に、3人組をキッと見据えた。


そして………目を丸くした。


「アナタ達皆……もしかして全員、時色学園の生徒さん?」


ハッ!?