好きになんかなるハズ無い!!

ちなみに私は、キレイ系よりカワイイ系の服が好き。


メチャクチャピラピラブリブリしてるのは、抵抗があるけど。


まず1軒目のお店に入り、お目当ての洋服を物色する私と李子。


「コレ、李子に似合うんじゃない?」


「んーーー…ちょっと私にはカワイ過ぎるかな?美名の方が似合うよきっと」


そう言って李子は私に次々と服をかざし、ムゥーーッと唸る。


アンタ今日、自分の洋服買いに来たんじゃないの………?


「李子、自分のヤツ選ばないの?」


棚に山盛りになった李子チョイスの服を見ながら呟くと、李子が笑い出した。