突然共学になって絶望的な状況になったけど、今となっては慎之介や利晴……洋夢に会えて良かった。


大切な人に囲まれて………私は幸せ。


「じゃあ…いい?」


「……うん……」


次の瞬間、私と洋夢の唇が重なった。


開いた目に、美しい星空と洋夢の安心する笑顔が映り込む。


柔らかく抱きしめられ、また明日から頑張るパワーを充電♪


「美名の16の誕生日は、オレも祝ってやりてぇな」


洋夢…私もう十分色んなものを洋夢から貰ってるよ。


「それから先も、一緒にいてね?」


真っ黒な夜空に、キラリと流れ星が流れて行った。









――――END――――