昔からよく当たる私の嫌な予感が、学園長の口が開くのと比例して膨らんで行く。




『ここ、凛兎学園は…………時色学園と共学になる事になりました』




――――黙った。


体育館にいる先生・生徒、皆が黙りました。


“……………は?”


こんな表現がよく似合う空気になったというのに、学園長は相変わらずニコニコしてる。


学園のトップと他の人達の温度差が著しい。


私は頭がドーンと真っ白になり、次第にパニックになった。


い、いいいい今、うちの学園長………


超とんでもなーーーーいお知らせをしたよね!?