よくもまあ洋夢もこんな女彼女にしてくれたなと冷や汗を流しつつ、話を続ける。


「でも、利晴と慎之介の告白受ける事は出来ないの。私が好きなのは………」


チラリと右に座ってる洋夢を見る。


そしてまたまた2人に視線を戻した。


「ひ「洋夢なワケね」」


慎之介が私の言葉を、手をヒラヒラさせて遮る。


パコンパコーーーン!!


李子と利晴が、慎之介の頭をスリッパでブン殴った。


「イッテ!!」


「アンタひねくれてんじゃ無いわよ!バカ!!」


鬼の様な形相の李子に凄まれ、ふて腐れる慎之介。


李子、さすが…