兄はすっかり時色話でLieと意気投合して、私の部屋に居座ってしまった。


とっとと出てって欲しかったんだけど、こうなったらムリだわ……


「あの先生黒板に書いてる時、ちょっとプルプルしてたよ、オレの時代」


「あ、オレ達の時もそうでしたよ!!」


現在慎之介と誰か先生の事で盛り上がってるみたい。


「美名、紅茶ウマかった。サンキュー」


カップをテーブルに置くだけで周りを喋れなくする男・利晴。


「お……おかわり致しますか?篠巻様」


オーラに押されて、年同じなのに思わずかしこまってしまうのはナゼだろうか……