好きになんかなるハズ無い!!

次の日…私は重たい体を引きずって登校した。


なるべく洋夢・慎之介・利晴に会いたくないのだが、中3だからサボるとヤバイ。


なので交流会が終わってからも、きちんと学校に来ていた。


「おはよう一条さん」


「あ……東さんおはよう」


「ねぇちょっといい?話があるの」


返事をする間も無く、東さんに廊下の隅に引っ張られた。


クラスが違う東さんが私に話ってな、何だろう?


「簡単に済ますから安心して。一条さん………篠巻君に告白されたんだって?貝堀君と江角君にも」


「!?あ、東さんどうして知ってるの!?」