好きになんかなるハズ無い!!

すでに15歳のバースデーは過ぎてるのに、なんでぬいぐるみなんかを……?


「ソレ、オレ達からのお近づきの印」


洋夢がニッコリ笑って言うと、女子が何人か赤くなった。


ま……女好き(?)だけど、洋夢カッコイイからね………


「お近づきの印?」


「オレ達考えたんだけどさ、美名や李子に会ってから半月経つけど、李子はともかく美名は心開いてくれないじゃん」


「で、少しはお前の心和ませ様と、各自クレーンゲームでソレゲットしたんだよ」


利晴がぬいぐるみを指差しながら説明。


未だに顔がちょっと赤みがかってた。