―――――違う。


Lieの3人は、5年前私をからかって楽しんでた男の子達じゃない。


そんなの…そんなの十分理解してる。


でもね、李子。


「あの子カワイイなぁ~~~~♪」


「オレあっちが好みーーー☆」


洋夢と慎之介のやり取りに、利晴がツッコんだ。


「くだらない話してんなよ。女なんて学校の外にもウジャウジャいるだろ」


私、アイツ等も嫌いなんだよ!!!


「あ……美名は誰が好み?」


「誰も好きじゃなーーーい!!」


男の子なんて……みぃんな、宇宙の果てにでも飛んでっちゃえーーーーっ!!