草壁って、太一しかいないじゃん。

何で一緒なの。
こんなの生き地獄でしかないよ。



はぁ、とまた小さなため息をついて、これからのことを考えたら頭が痛くなった。





―…放課後になり、悪魔の時間になった。


結局あたしから言えないので何度も何度頭を下げて立川さんから言ってもらうよう頼んだ。



立川さんが言ったかどうかは知らないので、太一が委員会にくるか来ないかは知らない。



正直なところ来て欲しくはない。

できることなら委員会はあたしだけ出席すればいい。



集合時間が近いのであたしは他目的室に向かった。