ちょ、ちょ、ちょっとーー!! へ?何?何で抱きしめられてるの!? 私は彼の腕の中で脳みそをフル回転させた。 『あ、泣きやんだな』 その一言をはっした直後彼は私を腕の中から解放した。 未だに放心状態の私。 『ぶっ!お前何赤くなってんだよ!!』 そんな私をみて吹き出さやがった。 佐喜先輩…。 本当むかつく。