その人は成瀬空羅といい、あたしの彼氏なのだと言うが… そんなわけがない! 「…あなた、誰なの。」 「…杏璃が記憶なくしたって本当だったんだ…」 「ぇ?」 良く聞き取れなかった。 それから、あたしは医師に“記憶喪失”なのだと伝えられた。