もしかして…


「この前のコンビニの人だよね?どうして私の名前知ってるの?」


「レモンティーの先輩ってことでレモン先輩って呼んだんですけど…名前だったんすか!?」

口をぽかーんと開けて驚いてる。

「何?どういう関係なの?」


不機嫌そうに蒼海が聞く。


すかさず、麻友ちゃんが解説する。

「えっとねー、玲紋がレモンティー買おうとしたら取られて、それで…「俺が一目惚れして告ったんです!」


今度は私と蒼海が口をぽかーんと開ける番だ。


わざわざ自慢げに言わなくても…。