すれ違う恋の行方

「マジ、こいつバカだよね~」


と、クラスに入ってきたのは秀で


「みんなが自分のこと見て笑ってんのを
 “やっぱ俺ってモテんだな“って言ってんの」

「秀!いちいち言うな!!」

『うわ~!超、自意識過剰~』

「うるせーっての!!」



あたしと秀は、相変わらず二人で春樹をからかっていた。


まぁ、こんな関係でいたら、女の子たちからの反感もなくなるわけで…


「相変わらずこの三人は…」
「なんかホント、見てて飽きないよね」


クラスメートからは、そんな声があがっていた。