すれ違う恋の行方

「じゃぁ、ちょっくら隣行かね?」
『え?』


「秀のお化け屋敷」


そう言って、春樹はニッと笑った。


思えば、春樹のほうから秀のところに行こうとするのは、本当に久しぶりだった。


あたしはなんだかそれが嬉しくなって
満面の笑みで


『うん!!』


と、答えていた。


自分がお化け屋敷が苦手だったということを忘れて…