すれ違う恋の行方

「ねっ?行こっ!!」
「あ、あぁ」


そう言うと、北条さんは秀の腕を掴んで、グイグイと引っ張る。


「美鈴、また今度な!!」


秀は申し訳なさそうな顔で謝ると、そのまま2組へと戻ってしまった。



『……』



一瞬…

ほんの一瞬だけ
北条さんの微笑みが見えた。